人工知能 関連書
7月末に、東北大から興味深い発表があった。複数の表情について、教師無し学習にて感情を区別することが出来たとのことである。 「表情から感情を読み取る過程を神経回路モデルで再現-自閉スペクトラム症の症状出現のメカニズム理解に期待-」 www.tohoku.ac…
あなたの知らない脳 ~意識は傍観者であるデイビット・イーグルマン著 2012年 早川書房 「意識」とはなにか、という問いに対し、普通に考えるほど「意識」があなたの行動を決めている訳ではない、という主張をしている。例えば、あなたが右手を上にあげ…
人工知能はなぜ椅子に座れないのか ~情報化社会における「知」と「生命」松田雄馬著 2018年 新潮選書 以前、同じ著者の「人工知能の哲学」を読んで、その参考文献の多さに感銘を受けたものである。今回は脳神経学で名前を良く聞くダマシオが多く引用さ…
哲学入門戸田山和久著 2014年 ちくま新書 GW10連休等もあり、しばらく更新できませんでしたが、落ち着いたので再開します。といいつつ、書評の記事ですが… 本書は、amazonで自動でお勧めされたので買ってみました。著者は名古屋大学情報科学研究科教…
作って動かすALife 実装を通した人工生命モデル理論入門(後編) 岡 瑞起、池上 高志、ドミニク・チェン、青木 竜太、丸山 典宏 著2018年07月 オライリージャパン 前編、中編の続き。 第7章は「ダンスとしての相互作用」というタイトルで、人工生命ならで…
作って動かすALife 実装を通した人工生命モデル理論入門 岡 瑞起、池上 高志、ドミニク・チェン、青木 竜太、丸山 典宏 著2018年07月 オライリージャパン 本書に載っていたプログラムが、OpenGL関係で自分の環境では動かなったので、第2章のgray_scott.py…
作って動かすALife 実装を通した人工生命モデル理論入門(中編) 岡 瑞起、池上 高志、ドミニク・チェン、青木 竜太、丸山 典宏 著2018年07月 オライリージャパン 前編の続き。第5章までは、自己複製を扱っていた。しかし、人工生命(Alife)の意義は、進…
作って動かすALife 実装を通した人工生命モデル理論入門 岡 瑞起、池上 高志、ドミニク・チェン、青木 竜太、丸山 典宏 著2018年07月 オライリージャパン オライリージャパンの宣伝が目に入り、最近買ってないなぁと思って最近の新刊リストを眺めていたら…
人工知能の哲学 ~生命から紐解く知能の謎~松田雄馬著 2017年 東海大学出版部 前回ネット記事の感想を書いたが、そこで呼ばれていた松田氏の著書2冊を読んでみることとした。まずは1冊目の感想。良書を読むことができ、感謝している。 5章構成で、そ…
ネットの記事であるが、本ブログでも最も着目している、身体性を取り扱った記事であり、結論に興味を惹かれたので紹介する。著者は、理化学研究所のAIPチームリーダー佐倉統氏。 勝手にリンクをして良いのか良く分かりませんが、シェアは歓迎だと思われるの…
「強いAI・弱いAI」 鳥海不二夫著 2017年 丸善出版 本ブログのテーマである、強いAIについて正面から日本の最新状況を語っている。9人の日本を代表する専門家へのインタビューであり、1回で全部の感想は書き切れないので、1回づつにしてみた。今回が最終…
「強いAI・弱いAI」 鳥海不二夫著 2017年 丸善出版 本ブログのテーマである、強いAIについて正面から日本の最新状況を語っている。9人の日本を代表する専門家へのインタビューであり、1回で全部の感想は書き切れないので、1回づつにしてみた。今回が、第…
「強いAI・弱いAI」 鳥海不二夫著 2017年 丸善出版 本ブログのテーマである、強いAIについて正面から日本の最新状況を語っている。9人の日本を代表する専門家へのインタビューであり、1回で全部の感想は書き切れないので、1回づつにしてみた。今回が、第…
「強いAI・弱いAI」 鳥海不二夫著 2017年 丸善出版 本ブログのテーマである、強いAIについて正面から日本の最新状況を語っている。9人の日本を代表する専門家へのインタビューであり、1回で全部の感想は書き切れないので、1回づつにしてみた。 第6回:脳…
「強いAI・弱いAI」 鳥海不二夫著 2017年 丸善出版 本ブログのテーマである、強いAIについて正面から日本の最新状況を語っている。9人の日本を代表する専門家へのインタビューであり、1回で全部の感想は書き切れないので、1回づつにしてみた。 第5回:羽…
「人工知能はこうして創られる」(補足) 合原一幸編著 2018年 ウェッジ 合原先生の最後の文章に気になることが書いてあった。 「ゾウリムシの自発性と人の自由意思とは隔絶したものでは無い」(大沢文夫『「生きものらしさ」をもとめて』より)、確かにそん…
「人工知能はこうして創られる」(後編) 合原一幸編著 2018年 ウェッジ 第5章は、アメーバ型コンピュータなどのナチュラルコンピューティングについてであり、慶応大学青野真士教授が担当されている。 アメーバ型コンピュータとは、なんと、粘菌アメーバと…
「人工知能はこうして創られる」(前編) 合原一幸編著 2018年 ウェッジ 前編と後編に分けて記載する。合原一幸教授は、ニューラルコンピュータを専門で研究されており、30年前に「ニューラルコンピュータ」という本を上梓され、「AI研究の行き詰まりを…
「強いAI・弱いAI」 鳥海不二夫著 2017年 丸善出版 本ブログのテーマである、強いAIについて正面から日本の最新状況を語っている。9人の日本を代表する専門家へのインタビューであり、1回で全部の感想は書き切れないので、1回づつにしてみた。 第4回:汎…
「強いAI・弱いAI」 鳥海不二夫著 2017年 丸善出版 本ブログのテーマである、強いAIについて正面から日本の最新状況を語っている。9人の日本を代表する専門家へのインタビューであり、1回で全部の感想は書き切れないので、1回づつにしてみた。 第3回:強…
「強いAI・弱いAI」 鳥海不二夫著 2017年 丸善出版 本ブログのテーマである、強いAIについて正面から日本の最新状況を語っている。9人の日本を代表する専門家へのインタビューであり、1回で全部の感想は書き切れないので、1回づつにしてみた。 第1回:チ…