強いAIの実現方法 ~実践的な作り方~

強いAIの実践的な作り方を検討しています。メイン記事に主張をまとめています。人工知能関係の書評もあり。なお、今後、任意団体として活動してみたいと考えており、手伝ってみたいという方は是非ご連絡下さい。詳しくは、メイン記事の7を参照下さい。

「人工知能はこうして創られる」(補足) 人工知能関連書評

人工知能はこうして創られる」(補足) 合原一幸編著 2018年 ウェッジ

 

 合原先生の最後の文章に気になることが書いてあった。

「ゾウリムシの自発性と人の自由意思とは隔絶したものでは無い」(大沢文夫『「生きものらしさ」をもとめて』より)、確かにそんな気もします、と。

 ゾウリムシの自発性といえば、ブルックスの主張する探知→行動ループであり、知能は環境との相互作用であることが、いわばこのゾウリムシの文章にも示されているのだ。だから、人間のような知性を作るには外界-身体-脳の三位一体のシステムを構築するべきであって、それはソフトウェアでも構わない、というのがブログ筆者の主張である。

 合原先生にも、ゾウリムシの話から、ブルックスの主張に気が付いて頂ければと思う。